子育てママが知っておきたい“姿勢の科学”| ジム・美容鍼・エステサロン・整体・整骨院はBlent(ブレント)

子育てママが知っておきたい“姿勢の科学”

2025年11月4日 【 パーソナルトレーニング

子育てママが知っておきたい“姿勢の科学”

抱っこ・授乳・家事・デスクワーク。毎日の“前かがみ”が続くと、呼吸・腹圧・骨盤の連携が崩れます。科学的に正しい姿勢戦略で、疲れにくく・痛みにくい身体へ。

姿勢は“かたち”ではなく“機能”|3つのカギ

  • 呼吸(横隔膜):肋骨が横へ広がる→内圧が均等→背骨を内側から支える。
  • 骨盤底筋:呼気でやさしく引き上げ、吸気で解放。尿もれ・腰の不安を軽減。
  • 背骨のSカーブ:反り/丸まりの極端を避け、“中間位”で長く過ごす。

“胸を張る”“お腹を固める”はNGになりがち。まずは呼吸で背骨を内側から整えるのが最短です。

子育て動作の“典型パターン”と崩れの理由

場面 よくある崩れ なぜ起こる? 修正キュー
抱っこ 反り腰+肩すくみ 腹圧が前へ逃げ、腰で荷重 吐きながら肋骨を下げる→骨盤軽く後傾→胸の前で抱っこ
授乳 猫背+首の前突 胸郭が潰れて呼吸浅く クッションで赤ちゃんを引き上げ、みぞおち前を“長く”
スマホ 頭が前へ/肩内巻き 頸部過緊張→頭痛 画面を目の高さへ、鼻から4秒吸って6秒吐く×3
家事 背中丸め前屈 股関節ではなく腰で曲げる ヒップヒンジで骨盤から折る→膝軽く曲げる

1日6分|“姿勢リセット”ルーティン

① 横隔膜ブリージング(2分)

  • 仰向け膝立て。鼻から4秒吸い肋骨を横に、6秒吐いて骨盤底をそっと引き上げ。

② 肩甲帯スライド(2分)

  • 壁に手のひら。肘を軽く曲げ、吐きながら肩甲骨を“下・内”へスライド。

③ ヒップヒンジ壁タッチ(2分)

  • 足先は壁から20cm。お尻を後ろへスライドして壁タッチ→吐きながら戻る。

朝:①/昼:②/夜:③ と分割OK。“短く・毎日”が姿勢の神経回路を作ります。

“冷え・肩こり・頭痛”は姿勢の信号

  • 呼吸が浅い→交感神経優位→肩こり・頭痛に。
  • 骨盤前傾固定→腰の詰まり→坐骨周辺の違和感。
  • 猫背固定→肋骨が動かず→冷え・むくみが増幅。

まずは“肋骨が動く呼吸”に再投資。見た目(肩の位置・首の長さ)も同時に変わります。

忙しいママのための“ながら”修正キュー

  • ベビーカー押し:吐くたびに肋骨を下げ、肩は“耳から遠く”。
  • 買い物袋:左右で持ち替える。片側は“体幹キャリー”の練習に。
  • デスク:45分に1回、立って3呼吸+ヒップヒンジ3回。
  • 就寝前:温かい飲み物→2分呼吸で内圧を鎮める。

“姿勢を守る”栄養と睡眠のメモ

  • たんぱく質:体重×1.0g/日を目安(卵・魚・大豆)。筋の“持久力”の土台に。
  • マグネシウム:ナッツ・海藻で筋の過緊張を緩和。
  • 睡眠:入眠前スマホオフ→鼻呼吸で副交感神経へスイッチ。

チェックリスト|受診・相談の目安

  • 肩・首の痛みが2週間以上続く、または手のしびれを伴う。
  • 頭痛・吐き気が反復する/抱っこで腰が“刺すように”痛む。
  • 尿もれ・骨盤の不安定感が生活に支障。

無理なストレッチや“胸を張る姿勢矯正”は逆効果に。評価→原因特定→最小刺激での再学習が基本です。

Blent.BLD(薬院)の“姿勢×呼吸”コーチング

AI姿勢分析+呼吸評価で、あなたの“崩れやすいパターン”を可視化。抱っこ・授乳・デスクワークの現実に合わせたフォームとホームルーティンをご提案します(〜24:00まで対応)。

  • 初回体験:姿勢・呼吸チェック/内圧リセットの体験
  • 2〜8回:体幹→全身連動→生活動作へ転移
  • 保育・仕事と両立できる“6分メニュー”を毎回更新

Blent.BLD(ブレント)|福岡県福岡市中央区高砂1-7-4-1F|TEL:092-791-5970|営業時間:10:00〜24:00(不定休)

FAQ|姿勢の科学

“反り腰を直す”には腹筋を鍛えればOK?

腹筋だけでは不十分。まずは呼吸で肋骨を下げ、内圧を前に逃がさない感覚づくり→ヒップヒンジで骨盤の運動学習へ進みます。

猫背は“背中を反らすストレッチ”で改善しますか?

過度な反らしは首・腰に負担。肋骨の横方向の動きを取り戻し、肩甲骨を“下げるスライド”から再学習するのが安全で確実です。


パーソナルトレーニングジム Blent (ブレント)

住所:福岡県福岡市中央区高砂1-7-4-1F

TEL:092-791-5970

定休日:不定休