冬前の腰痛対策|40代から始める“整えるトレーニング”| ジム・美容鍼・エステサロン・整体・整骨院はBlent(ブレント)

冬前の腰痛対策|40代から始める“整えるトレーニング”

2025年11月6日 【 コンディショニング

冬前の腰痛対策|40代から始める“整えるトレーニング”

40代は可動域の低下・筋力の局在化・回復力の鈍化が重なるターニングポイント。冬前に「整える順番」を身につけることで、慢性化しがちな腰の重だるさを根本からケアできます。本稿は知識中心に仕組みを解説し、整骨院で解決できる領域を軸に、今日から始める実践プロトコルを提示します。

なぜ40代で腰がつらくなる?|“結果としての腰”という視点

  • 可動域の偏り:胸椎(背中)・股関節・足首の硬さが増え、腰椎が代償して動き過ぎる。
  • 腹圧の弱化:呼吸が浅くなり、体幹の“内圧シリンダー”が機能不全。局所負担が増える。
  • 支持筋の低下:中殿筋・多裂筋がサボり、骨盤が不安定→夕方の重だるさ・張り。
  • 冷え×長時間同一姿勢:血流低下と筋緊張で「ほぐしても戻る」状態に。

アプローチの順序は「可動域 → 腹圧 → 支持筋」。腰を直接“強く揉む”より、土台を整えるほど再発しにくくなります。

セルフ判定|あなたの腰痛タイプはどれ?

タイプ 特徴 セルフチェック 優先課題
反り腰(前傾優位) 腰前が詰まる・太もも前ばかり張る 仰向けで腰下に手がスッと入る 呼気で肋骨を下げる/ヒップヒンジで股関節化
猫背(後傾優位) 座るほど腰〜お尻が重い 骨盤が後ろに倒れ、肩が前へ 胸椎回旋→骨盤前傾の感覚づくり→背面起動
左右差(片側偏り) 片側の張り・片脚立ちが不安定 片脚立ち15秒で左右差が大 中殿筋の左右差修正→片脚ヒンジ/歩行再教育

複合型も多いです。痛む場所=原因とは限らない前提で考えましょう。

毎日10分|冬前に仕込む“整えるトレーニング”

フェーズ 時間 目的 やり方
① 呼吸(腹圧ON) 2分 肋骨を下げ体幹を安定 仰向け膝立て:鼻4秒吸う→口6秒吐く×8(吐くほどみぞおちダウン)
② 可動域プライム 3分 胸椎/股関節/足首を解放 胸椎回旋×左右10/ヒップヒンジ壁タッチ×10/足首前突進×10
③ 支持筋ON 3分 骨盤安定(中殿筋・多裂筋) デッドバグ30秒×2/サイドレッグレイズ左右各15
④ 立位統合 2分 日常動作に接続 自然立位30秒(肋骨軽く閉じ首長く)→ヒップヒンジ前傾→起き上がり×10

痛い日は①②のみでOK。原則は余力1〜2レップで終了=翌日も続く強度が最短ルート。

デスク&家事&外出|“1時間ルール”で詰まりを溜めない

  • 45〜60分ごとに立つ → ヒップヒンジ10回+胸椎回旋5回。
  • 坐骨で座り、みぞおちを軽く下げて肋骨を閉じる。画面は目線の高さに。
  • 荷物は体に近づけて持ち、ひねり持ち上げを避ける。
  • 短時間の分割歩行(5〜10分×数回)で血流を維持。
  • 保温は“腰だけ”でなく首・足首を優先。就寝90分前の入浴(10〜15分)。

整骨院で解決できること|評価→改善→定着の3ステップ

フェーズ 内容 狙い
① 評価(見える化) 姿勢/動作評価、胸椎・股関節・足首の可動、腹圧テスト、左右差測定、触診 “腰に来る理由”を特定し、遠因を切り分ける
② 改善(徒手×運動) 関節モビライゼーション、筋膜調整、呼吸誘導、運動療法 可動域回復→腹圧獲得→骨盤安定で負担源を解除
③ 定着(課題処方) 自宅10分ルーティン/職場1時間ルール/フォーム再教育(写真/動画) 再発予防を習慣化し、冬でも崩れにくい体へ

自己流の「揉む・伸ばす」だけでは戻りやすい領域。評価→必要十分な介入→習慣化が最短です。

“して良いこと/避けたいこと”早見表

して良いこと 避けたいこと
長めの吐く呼吸/胸椎回旋/ヒップヒンジ練習 朝イチの勢い任せ前屈/反り腰固定の“胸張りすぎ”姿勢
RPE6〜7(余力1〜2レップ)で止める 限界反復で翌日悪化させること
週2〜3の全身トレ(スクワット/ヒンジ/ロウ)を軽負荷で 腹圧抜けのままの重負荷リフト

医療機関を優先すべき“赤信号”

  • 下肢のしびれ・脱力、排尿排便の異常
  • 発熱や原因不明の体重減少を伴う
  • 外傷後の激痛、夜間痛が続く

上記は医療機関へ。筋骨格由来が疑われる場合は、整骨院での評価と段階的介入が有効です。

Blent.BLD(薬院)|40代からの“整えるトレーニング”設計

AI姿勢分析・機能テスト(胸椎/股関節/足首/腹圧/左右差)で、あなたの腰に負担が集まる理由を可視化。徒手+運動療法で可動域 → 腹圧 → 支持筋の順に整え、自宅10分×職場1時間ルールで定着まで伴走します(〜24:00)。

  • 初回:腰痛タイプの見える化+ボトルネック特定
  • 2〜6回:前屈・起床・荷物持ち・歩行の再教育(実生活最適化)
  • 継続:動画/PDF配布+月次チェックで“戻り”を抑える

Blent.BLD(ブレント)|福岡市中央区高砂1-7-4-1F(薬院/渡辺通)|営業時間:10:00〜24:00

FAQ|40代の腰痛と“整えるトレーニング”

温める?冷やす?どちらが良いですか?

慢性的なこわばり・重だるさには温めが基本。腫れや熱感など急性炎症が疑われる場合のみ一時的に冷やします。迷うときは評価をご相談ください。

運動はいつ再開すべき?強度は?

日常動作で痛みが小さくなったらRPE6〜7・余力1〜2レップで。まずはヒップヒンジ/背面強化の多関節種目を軽負荷で選びます。

コルセットは必要ですか?

痛みが強い時期の短期サポートには有効ですが、長期常用は支持筋の働きを下げます。腹圧トレと併用し、段階的に卒業します。


パーソナルトレーニングジム Blent (ブレント)

住所:福岡県福岡市中央区高砂1-7-4-1F

TEL:092-791-5970

定休日:不定休