“慢性腰痛”の正体は筋肉の使いすぎ?体を守る11月の再教育| ジム・美容鍼・エステサロン・整体・整骨院はBlent(ブレント)

“慢性腰痛”の正体は筋肉の使いすぎ?体を守る11月の再教育

2025年11月6日 【 コンディショニング

“慢性腰痛”の正体は筋肉の使いすぎ?体を守る11月の再教育

冷え込みが強まる11月は、同じ動作の繰り返しや“かばい動作”で、腰周りの筋肉が使いすぎになりやすい季節。実は「腰そのもの」ではなく、胸椎/股関節/足首の可動低下腹圧の弱化が原因で、腰が代償していることが少なくありません。知識ベースで仕組みを理解し、整骨院での再教育(リトレーニング)で守れる体へ。

“使いすぎ腰痛”とは何か|メカニズムを3要素で

  • 代償運動の固定化:胸椎や股関節が動かない→腰椎が過剰に動く(伸展/回旋の偏り)。
  • ガード(防御性緊張):冷えや痛みへの不安で腹圧が抜け、脊柱起立筋・腰方形筋が張りっぱなしに。
  • 負荷管理の失敗:「良い姿勢の形」を維持しようとして背中を反らし続ける=持続的アイソメトリックで酸欠感。

“使いすぎ”は筋の問題であると同時に、動き方と環境(寒さ/時間帯/座位)の問題。形ではなく機能で整えるのが近道です。

セルフ判定|あなたはどの「使いすぎ」タイプ?

タイプ 特徴 セルフチェック 優先課題
伸展偏り型 反り腰で腰前が詰まる/呼吸が浅い 仰向けで腰下に手がスッと入る 呼気で肋骨ダウン→ヒップヒンジで股関節化
屈曲偏り型 座るほど腰〜お尻が重い/背中が丸まりやすい 長時間座位で増悪、立つと軽減 胸椎回旋→骨盤前傾の感覚づくり→背面起動
左右差型 片側の腰/お尻が張る、片脚立ちが不安定 片脚立ち15秒で左右差が大 中殿筋の左右差修正→片脚ヒンジ/歩行再教育

複合型も多いです。痛む部位=原因部位ではない前提で組み立てましょう。

毎日10分|“使いすぎ”をやめる11月の再教育ルーティン

フェーズ 時間 狙い やり方
① 呼吸(腹圧ON) 2分 肋骨を下げ体幹シリンダー回復 仰向け膝立て:鼻4秒→口6秒×8(吐くほどみぞおちダウン)
② 可動域プライム 3分 胸椎/股関節/足首を解放 胸椎回旋×左右10/ヒップヒンジ壁タッチ×10/足首前突進×10
③ 支持筋ON 3分 骨盤安定(中殿筋/多裂筋) デッドバグ30秒×2/サイドレッグレイズ左右各15
④ 立位統合 2分 日常動作へ移行 自然立位30秒(首長く肋骨軽く閉じる)→ヒップヒンジ前傾→起き上がり×10

痛みが強い日は①②のみでOK。翌日も続けられる余力1〜2レップが原則です。

デスク/家事/外出での“使いすぎ”削減プロトコル

  • 1時間ルール:45〜60分ごとに立つ→ヒップヒンジ10回+胸椎回旋5回。
  • 荷物持ち:体に近づける/ひねり持ち上げ回避。両手交互に。
  • 保温:腰だけでなく“首・足首”を温める。就寝90分前の入浴(10〜15分)。
  • 歩行:短時間の分割歩行(5〜10分×数回)で循環キープ。

整骨院でできること|評価→改善→定着の「再教育」設計

段階 内容 狙い
① 評価(見える化) 姿勢/動作評価、胸椎・股関節・足首の可動、腹圧テスト、左右差、触診 “使いすぎ”の原因動作を特定(腰は結果)
② 改善(徒手×運動) 関節モビライゼーション、筋膜調整、呼吸誘導、運動療法 可動域回復→腹圧獲得→骨盤安定で負担源を解除
③ 定着(課題処方) 自宅10分ルーティン/職場1時間ルール、フォーム再教育(動画/写真) 再発予防。寒い季節でも崩れにくい操作を習慣化

自己流で「腰を揉む/伸ばす」だけでは戻りやすい領域。評価→必要十分な介入→習慣化が最短です。

負荷管理のコツ|“やり過ぎ/やらなさ過ぎ”の間を取る

して良いこと 避けたいこと
長めの吐く呼吸/ヒップヒンジ練習/胸椎回旋 朝イチの勢い任せ前屈/反り腰固定の“胸張りすぎ”姿勢
RPE(主観的キツさ)6〜7で停止 「限界まで」反復して翌日悪化させること
週2〜3の全身トレ(スクワット/ヒンジ/ロウ)を軽負荷で 腹圧抜けのままの重負荷リフト

受診の目安|医療機関を優先すべきサイン

  • 下肢のしびれ・脱力、排尿排便の異常
  • 発熱や原因不明の体重減少を伴う
  • 外傷後の激痛、夜間痛が続く

上記はまず医療機関へ。筋骨格由来が疑われる場合は、整骨院での評価と段階的介入が有効です。

Blent.BLD(薬院)|“使いすぎ腰痛”11月の再教育プログラム

AI姿勢分析・機能テスト(胸椎/股関節/足首/腹圧/左右差)で、あなたの“使いすぎ”の正体を可視化。徒手+運動療法で可動域→腹圧→支持筋の順に整え、自宅10分×職場1時間ルールまで落とし込みます(〜24:00対応)。

  • 初回:タイプ判定(伸展/屈曲/左右差)+負担動作の特定
  • 2〜6回:前屈・起床・荷物持ち・歩行の再教育
  • 継続:動画/PDF配布+月次チェックで“戻り”を抑える

Blent.BLD(ブレント)|福岡市中央区高砂1-7-4-1F(薬院/渡辺通)|営業時間:10:00〜24:00

FAQ|“使いすぎ腰痛”と再教育

温める?冷やす?

慢性的なこわばりには温めが基本。腫れや熱感などの急性炎症が疑われるときは一時的に冷やします。判断に迷う場合は評価を受けてください。

運動はいつ再開して良い?

日常動作で痛みが小さくなったら、RPE6〜7程度・余力1〜2レップで。ヒップヒンジ/背面強化から始めると安全です。

コルセットは必要?

痛みが強い時期の短期サポートには有効。ただし長期常用は支持筋の働きを下げます。腹圧トレと並行し、段階的に卒業します。


パーソナルトレーニングジム Blent (ブレント)

住所:福岡県福岡市中央区高砂1-7-4-1F

TEL:092-791-5970

定休日:不定休