突き指とは|原因・やってはいけない対処・応急処置と整骨院での改善

指の腫れ・痛み・曲がりにくさは放置せず、まずは正しい評価を。
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Work Up整骨院|〒810-0004 福岡県福岡市中央区高砂1-7-4 サンケイビル1F Blent|営業時間:11:00~24:00
突き指とは
突き指は、スポーツや日常動作で指先に瞬間的な軸方向の衝撃が加わり、指関節周囲の靭帯・腱・関節包・骨に損傷が生じるケガの総称です。
指は非常に複雑な構造で、わずかな損傷でも変形や機能障害が残ることがあるため、安易な自己処置は禁物です。
原因と起こり方
よくあるシーン
- ボールを受け損ねて指先に直撃
- 転倒時に手を突いて荷重が指へ集中
- ドアや家具で指先を強打
損傷のタイプ
- 捻挫(靭帯損傷・関節包損傷)
- 腱損傷(マレットフィンガー等)
- 骨折(剥離骨折を含む)
- 脱臼(亜脱臼を含む)
指には縦方向の衝撃を逃がす構造が弱いため、強い軸圧が加わると局所にダメージが集中します。
絶対にやってはいけないこと
| NG行為 | 理由 |
|---|---|
| 強く引っ張る・無理に関節を動かす | 靭帯・腱・骨の損傷を悪化させ、変形や治癒遅延の原因になります。 |
| 温める・揉みほぐす(受傷直後) | 炎症・出血を助長し、腫れと痛みが悪化します。 |
| 痛み止めでごまかして運動継続 | 損傷部の拡大や二次障害(変形・反復脱臼)を招きます。 |
応急処置(RICE)
- Rest:まず安静。無理に動かさず、患指への負荷を避けます。
- Ice:氷のう等で10〜15分冷却を繰り返し、腫れ・痛みを抑えます。
- Compression:軽い圧迫で腫脹をコントロール(きつ過ぎ注意)。
- Elevation:心臓より高く挙上し、内出血・浮腫を軽減。
応急処置はあくまで初期対応です。痛みや変形、関節の不安定感がある場合は速やかに評価・固定を受けましょう。
受診の目安
- 明らかな変形・関節が曲がらない/伸びない
- 腫れが強く、軽く触れても激痛
- 指先のしびれ・蒼白・冷感などの循環/神経症状
- 痛みや腫れが2〜3日で軽快しない
放置すると変形治癒・拘縮・機能低下を残すことがあります。早期評価と適切な固定・リハビリが鍵です。
Work Up整骨院の施術アプローチ
- 評価:損傷部位(靭帯・腱・骨・関節)の鑑別、可動域・安定性チェック
- 固定:テーピング/スプリントで最小限固定し、二次損傷を防止
- 手技・物理療法:腫脹コントロール後に関節包の柔軟性を回復、疼痛緩和
- 運動療法:拘縮予防の可動域訓練、握力・巧緻性リハビリを段階的に
- 復帰設計:スポーツ・業務内容に合わせた段階的復帰プログラム
「治す」と「再発させない」を両立するため、受傷直後〜復帰まで一貫サポートします。
指の腫れ・痛み・曲がりにくさは早期対応が最重要です。
再発予防・セルフケア
- スポーツ時は競技に合ったテーピングや指サポーターを活用
- ボール競技ではキャッチフォームの見直し・基礎ドリルの反復
- 日常では指先の冷え対策と過負荷作業の分散
- 痛みが残る間は無理をしない(痛みは体のブレーキ)
よくある質問
突き指は引っ張れば治るって本当?
誤りです。強く引っ張ると損傷悪化や変形を招きます。まずは冷却・固定・挙上、早期に専門家の評価を受けましょう。
病院で異常なしと言われたが痛みが続きます。
画像に写りにくい靭帯・腱・関節包の微細損傷が残ることがあります。固定の見直しやリハビリで改善するケースが多いです。
運動再開の目安は?
痛み・腫れが引き、可動域と握力が左右差なく発揮できることが基本条件。競技特性に応じて段階的に負荷を上げます。
注意事項
本記事は一般的な健康情報の提供を目的としています。明らかな変形やしびれ、強い痛みが続く場合は医療機関・整形外科の受診を検討してください。







